マネーサプライ(通貨供給量)
2008/05/06 Tue [Edit]
通貨保有主体(一般法人、個人、地方公共団体等)が保有する通貨量の残高
(金融機関や中央政府が保有する預金などは対象外)
◆通貨の範囲
M1
現金通貨、預金通貨
M2
M1 + 準通貨
※ 準通貨:定期預金など
M3
M2 + 農協・信用組合などの預貯金、金銭信託
※ 郵政民営化によって郵便貯金はM2になるようです。
◆日銀が公表しているマネーサプライ指標
金融商品のうち、通貨としての機能を持つものの範囲、金融機関とみなす通貨発行主体の範囲については単純に決められず、幾つかの指標が作られている。
- M1
- M2+CD
- M3+CD
- 広義流動性
第三者に譲渡できる定期預金で、自由に発行条件を定めることができる預金証書
※ 広義流動性
金銭信託以外の金銭の信託、投資信託、金融機関発行CP、金融債、債券現先、現金担保付債券貸借、国債、FB、外債、CD
日本では現金通貨(紙幣を含む広義の貨幣)、普通預金、当座預金、定期預金、外貨預金、譲渡性預金(CD)の総合計の通貨量であるM2+CDが代表的な指標である。
◆マネーサプライと景気の関係
銀行が貸出し量を増やすとマネーサプライは増加する。
このことは世の中の通貨量が増えることを意味し、一般的には景気が良くなる方向にある。
※ 取引されるモノやサービスに対して、お金の量が増えすぎると、物価が急激に上がる現象(=インフレ)を引き起す。
銀行の貸出しが減るとマネーサプライは減少する。
このことは世の中の通貨量が減ることを意味し、一般的には景気が停滞する方向にある。
※ お金の量が減りすぎると、モノが余ってしまって物価が下がる現象(=デフレ)を引き起す。
マネーサプライの絶対値よりも、対前年同月比の伸び率が景気の判断材料になる。
伸び率が増加⇒景気上昇傾向
伸び率が現象⇒景気下降傾向
◆参考
日本銀行
「マネーサプライ」の解説
「マネーサプライ統計」の見直しに関する最終方針
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